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傾聴者にとって

ひきこもり
ピアサポーター、
心理カウンセラー
佐藤 拝
傾聴者にとって話し手イコール、クライエントとは何でしょうか?
傾聴者はクライエントの話を聴く道すがら、悪い対応をしなければ、クライエントにとってありがたいと崇められることがあるかもしれません。
しかし、こうなってしまうと傾聴者とクライエントの立場が不均衡になります。どう不均衡になるのかというと傾聴者が上でクライエントが下になります。つまり、ここに上下関係が生まれてしまうのです。これは避けなければなりません。
アメリカでは契約という関係概念が進んでおり、この不均衡をクライエントが支払うお金で払拭しています。クライエントとはカウンセリング料を支払ってまで、自ら話を聴く相手を得た主体的な存在なのです。
そんな彼らを傾聴者やカウンセラーは「話を聴いてあげる」ではなく、「話を聴かせて頂いている存在」として見なす構図が、ここに生じます。
クライエントとともに傾聴者やカウンセラーは歩みながら、彼らの成長過程を目の当たりにさせてた頂くのです。
ですから、私たちもクライエントとともに学びます。
決して、クライエントを必要以上に傾聴者やカウンセラーは依存させているわけではないのです。
そういったクライエントはときとして、傾聴者やカウンセラー側の未熟さを鏡となって見せてくれることがあります。そんなときはありがたく傾聴者やカウンセラーもまた、胸に知恵を刻まねばなりません。
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